2014年1月13日月曜日

HTML5プロフェッショナル認定試験を受験してみた

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HTML5プロフェッショナル認定試験のレベル1を受験してきて一応合格できたので自分のやった学習方法とか色々メモします。

以下参考サイトです。

LPI-Japanの公式サイト HTML5 Professional Certificaiton HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5認定試験策定で利用されている(?)wiki HTML5プロフェッショナル認定試験 (HTML5 Professional Certification) 試験開発Wikiサイト

目次

  1. HTML5プロフェッショナル認定試験とは?
  2. やってみた勉強方法
  3. 受験をしてみて

1.HTML5プロフェッショナル認定試験とは?

以下ざっくり記載します。詳細は公式サイトを見てください。

  • LPI-Japanがやっている。
  • 受験料金は15000円(税抜き)。
  • 受験申し込みは基本的にいつでも受験出来る。実際の試験はピアソンのテストセンターに行って受験する。
  • 受験の際にLPI-IDとピアソンのIDが必要となる。(どちらもWebからID作成可能)
  • Level1とLevel2があるが、2013年1月時点では受験できるのはLevel1のみ。Level2は現在策定中。
  • 試験時間は90分で問題数は約60問。
  • 約7割正解で合格。
  • 認定の優位性の期限があって5年間らしい。

また、以下にLevel1の試験範囲を記述します。

  • Webの基本知識
  • CSS3
  • 要素
  • レスポンシブWebデザイン
  • オフラインWebアプリケーション(概要とマニフェスト)

詳細は出題範囲(案)Detailed Objectivesを見てください。なお、それぞれに重要度があるので、勉強する際に確認しておくと良いと思われます。

また、上記の通り、Level1の場合、JavaScriptに関する詳細は範囲外です。(JSの読み込み方法とかは出てきますが)

2.やってみた勉強方法

上記を書く前に自分の状況を。

  • 所謂フロントエンジニアではないのでゴリゴリHTML/CSS書いた経験はない。たまに書く時はググりながら何とか書けるレベル。
  • Webシステムの作成経験はあり。(主にサーバーサイド)
  • HTML5自体は興味あって勉強会や情報を仕入れたりは積極的にしている。つもり。

以下に実際に僕がやった勉強法などを記載します。

また、以下に学習する上で大切だと思うポイントを記載します。

自分の実力と試験範囲を把握する

受験する人のスキルでどれぐらいどこの箇所を学習すれば良いか全然違ってくるのでまずは自分の実力を確認しましょう。

例えばフロントエンジニアの人でHTML/CSSゴリゴリ書いてますって人はwikiで試験範囲などを確認して少し復習するだけで良いかもしれません。

逆にWebシステム作成経験がない、HTML/CSSなどをほとんど書いた事がない人などの場合は、Webの基礎知識からまず学習した方が良いと思いますし、いきなり公式テキストをやるのではなく、ドットインストールの動画を見ながら初歩的な所から学習した方が良い気がします。(ドットインストールは初心者向けに説明してくれているので)

自分の場合、Webの基礎知識はある程度知っていたのであまりやらず、それ以外の箇所(特にHTML5要素/CSS3)を重点的に学習しました。

コードを書く

ただ内容を暗記してもそれはただの受験勉強になってしまって、全く意味がないのでしっかりコードを書いて、挙動を確認しましょう。

実際に書いてプロパティを変更するとどのような挙動になるかなど確認した方が頭にも入りやすいかと思います。(animationやtransitionら辺はコード書くと面白いです)

個人的には書くときのテキストエディタはSublime Textがおすすめです。 GruntのLiveReload機能を使って書くとエディタで保存するタイミングでブラウザが自動更新されたりするので便利ですが、そもそもGrunt何って人ははまりそうですし、別にやらなくて良いかと思います。

英語で覚える

タグ名やプロパティは基本的に英語の名称(または略語)だったりするのですが、その名称もしっかり覚えるべきだと個人的には思います。

例えば<ol><li>要素もそのまま覚えるのではなくてそれぞれOrdered listUnordered listと覚えるとそれぞれの要素の挙動も忘れる事がないと思います。

3. 受験をしてみて

78点(えっ!)というそこまで余裕ではない点数ではありましたが、合格できました。

  • HTML5の試験だけどそれだけに特化してる訳ではなく、Webの基礎知識だったり、HTML/CSSの基礎も学習をする事が出来るのでその辺りの知識を整理出来たのは良かった。
  • 本資格を持っている=書ける、という訳ではない。実際の業務ではレガシーブラウザへの対応だったり、JavaScriptを使うことがほとんどあると思われるがその辺りの話はないため。また、試験内容も基本的には知識を問うものが中心となっているため。(知識は知識で大切)

また、受験を踏まえ、どのような人が受験すると良いと思ったかも記載しておきます。

  • HTML5に興味ある人
  • デザイナーだったりフロントエンジニアの人
  • サーバーサイドエンジニアでたまにHTML/CSS書いたりする人でもっと知識を整理したい人

資格の有用性?という意味ではまだ試行された日が経ってないので、よく分かりませんが、個人的には勉強するきっかけになったので良かったかなーと。

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